テレビ番組

語られないこと

今晩放映されたNHKの番組から。 探検ロマン世界遺産▽ゾウ70頭がキラキラ輝く夜に〜スリランカ・聖地キャンディ〜http://tv.yahoo.co.jp/program/6015/?date=20081025&stime=2000&ch=d000

探偵ナイトスクープ(末尾追記)

関西には「探偵ナイトスクープ」という人気番組があるが、先日、番組が20周年を迎えたか何かを記念して、過去の評判のよかった回の再放送をやっていた。 ぼくが見たのは、93年の2月のある週の放送だった。 当時は上岡龍太郎が「探偵局長」として司会を…

『抵抗の同時代史』

さまざまな示唆に富む本だが、ここではひとつの箇所だけに触れる。 抵抗の同時代史―軍事化とネオリベラリズムに抗して作者: 道場親信出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2008/07/01メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (4件) を見る

気になったこと

以前、こちらでも紹介されていたNHKスペシャル『「解かれた封印〜米軍カメラマンが見たNAGASAKI〜」』の再放送を見た。 たいへん感動的な、いい番組だと思ったのだが、ひとつ細かい点で気になったことがあった。

『証言記録 兵士たちの戦争』

きのうまでNHKの地上波で放映されたこの番組については、以下でも言及されているが、 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080730/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080731/p1 一点だけ、思ったことを書いておく。

「加害の自覚」が開くもの

先日案内した以下の番組について、簡単に感想を書き、あわせて少し考えます。 『探検ロマン世界遺産スペシャル 記憶の遺産 アウシュビッツ・ヒロシマからのメッセージ』 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20080529/p1

案内した二つの番組の感想

最近ブログで放映を案内した二つの番組について、感想を短くメモ。

「リスクをとれ」という正論の危うさ

ここ二日間、NHKテレビで深夜に、『世界に学ぶ! テレビの底力』という番組が放送されていた。 BSでやってる『ネクスト』という番組のスペシャルだったらしい。 たいへん面白い番組だったのだが、疑問に思ったことがあるので書いておく。 番組を見てなかった…

NNNドキュメント'08「兵士たちが記録した 南京大虐殺」

こちらでも言及されているが、ちょっと内容を要約することも出来ないほど、すごい番組だった。 一点に関してのみ感想を書いておきたい。

定時制高校の現実

これも木曜の夜の番組だが、NHKの『ドキュメントにっぽんの現場』で横浜の定時制高校をとりあげてたけど、胸の詰まるような思いで見た。 こういう現状について、いろいろなことを考えさせられた。

人を無力にさせるニュース

今日の「ニュース23」を見てたら、エンディングにイスラエルで怪我をした海亀が救命されたというニュースをやってた。 イスラエルには亀の救命センターはあるが、イスラエルの軍隊に殺されたガザ地区の人命はまったくかえりみられることは(もちろん救命さ…

『民主主義』への番組評から

先日言及した、NHKの『33か国共同制作・民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問 』というシリーズの地上波での最後の回の放送、小学校のクラス委員の様子を描いた中国の作品と、市会議員選挙の候補者の姿を撮った日本の作品の二本について、18日の毎日新…

「風刺画事件」の番組について・補

先日の記事のなかで、NHKの『33か国共同制作・民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問 』というシリーズのなかの、デンマークの「風刺画事件」を扱った番組のことを少し書いた。

ベトナムの女性

ゆうべNHKで、女優の香椎由宇がベトナムに滞在して、雑貨品を作っている工房や店をめぐって話を聞くという番組(たぶん)をやっていて、最後の10分ぐらいだけ見た。 すごく良さそうな番組で、全部見ればよかった。

ETV特集 裁かれなかった毒ガス作戦

日曜の夜に放送されたものだが、思った以上にすごい番組だった。 日中戦争時の日本軍による毒ガスの使用や人体実験の実情を、体験者(元日本兵など)の証言を交えて描き、あわせて第二次大戦中のアメリカ側の対日毒ガス使用の計画を紹介、最終的に東京裁判でな…

医療と介護(題名不明)

母の調子がよくなくて、夕食の時間も普段より遅くなった。その食事するのを手伝いながら、横目で「クローズアップ現代」を見る。 介護施設の現場の深刻な状況がとりあげられていた。いわゆる「医療制度改革」の影響で、治療の必要があるのに病院に入院できな…

NHKの番組二本

今週見て印象的だった番組。 土曜日に教育テレビで放送された『きらっといきる』という番組では、境界性パーソナリティ障害(BPD)と呼ばれる症状をもつ漫画家の女性が出演していた。 番組の内容は、下のホームページでかなり詳しく紹介されている。 http://ww…

青春ドラマスペシャル「僕と彼女の間の北緯38度線」

プロ野球がはじまって一番驚いたことは、王監督が現場に復帰していることだ。 去年の手術直後の姿を見る限りでは、もう一度ユニホームを着ることは難しいのではと思っていた。 医療の進歩と、本人の並外れた体力、精神力の賜物ということだろうが、仰木さん…

『NNNドキュメント07 孤独死・・・生活保護の闇』

日曜の深夜、表題の番組をみた。 Yahooのテレビ欄に載った番組紹介の文章。 生活保護行政が抱える問題点を検証する。昨年、北九州市の市営住宅で男性が孤独死した。男性には生活保護の申請意思があったが、息子からの援助を促されるばかりで申請書さえ渡され…

NHKスペシャル24「対北朝鮮なぜ圧力より対話か」

MLで教えてもらって、標題の番組の再放送を見た。 最後のナレーションが、完全に「他人事」という感じに聞こえたのが気に入らなかったが、全体としては、とてもよく取材されていて、韓国の社会の事情をきちんと伝えていたと思う。

障害という言葉

きのうの夜、NHK教育テレビで、「性同一性障害」に関する番組をやっていた。 最後の部分を偶然ちょっと見ただけなので、番組全体の詳しいことは分からないが、『福祉ネットワーク』という番組枠のなかの企画で、「ハートをつなごう」という題名がついていた。

「テレメンタリー2006 消された遺骨〜朝鮮半島出身者の遺骨問題を追って〜」

この番組は、関西(朝日放送)では土曜日の夜に放送されたが、テレビ朝日では11日深夜の放送になるらしい。 http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/ すでにご覧になった方もあるだろうが、おもに戦争中に徴用や強制連行、また仕事を求めて朝鮮半島から日本…

ワーキングプア・誇りについて

「ワーキングプア」をとりあげたNスペのことを書いたきのうのエントリーだが、予想外に反響があった。やはりテレビ番組をとりあげると反響が違うというのは知ってるけど、この話題はとくに多くの人が切実なテーマとして見たのだろう。 あとで、他のサイトを…

NHK『プレミアム10』「女性のうつ」

これ、自身が経験者だという高木美保のコメントがすごく印象的だった。

Nスペ・ワーキングプア

NHKスペシャルで「ワーキングプア」をとりあげていたのを見たが、いい番組だった。あの内容だったら、きっと多くの人がブログでもとりあげると思うから、ここでは印象に残ったことを少しだけ。

労働に関する番組、二つ

共謀罪は「対抗的公共圏を犯罪化する」ものだ、ということが書かれてたと知って、渋谷望の『魂の労働』を読み返している。 この本は、去年の1月にぼくがこのブログをはじめてから読んだ本のなかで、アクチュアルという意味では一番重要な本かもしれない。だ…

「海峡を越えた問いかけ・韓国ハンセン病患者の90年」

土曜日の夜に、ETV特集で標題の番組が放送された。 http://tv.yahoo.co.jp/bin/search?id=46009442&area=osaka じつは最初の30分ぐらいを見逃したのだが、すごくいい番組だと思ったので、感想を少し書いておく。

NHKスペシャル・沖縄戦の番組

三日、土曜日の夜に放送されたNHKスペシャルの沖縄戦についての番組(どうも、再放送のようだ)、ぼくは後半しか見られなかったのだが、すごい内容だった。 米軍が沖縄を占領した直後、日本軍はまだ山のなかに立てこもって戦っていたとき、沖縄北部のある村で…

『アウシュビッツは終わらない』

今週はNHKで、イギリスのBBCとアメリカのテレビ会社が共同で作った、ナチスのホロコーストに関する番組を放映していて、ぼくはそのうち何本かを見た。 とくに印象的だったのは、アウシュビッツで勤務していた元親衛隊員のおじいさんの話で、この人はいまだに…

「その河をこえて、五月」

14日の夜、教育テレビの「芸術劇場」の枠で放送された平田オリザとキム・ミョンファ作の演劇『その河をこえて、五月』を見た。 職場の人と電話で話していて偶然教えてもらい、テレビをつけたら始まって20分ぐらいしたところだった。 ソウルの河原で、現…