2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中上健次との関連でジジェクをミクロ政治的に読んでみる

スラヴォイ・ジジェク著『否定的なもののもとへの滞留』(田崎英明・酒井隆史訳)の読書ノートの続き。 (以下、すごい長いです)

言葉と実感

さっき近所の古本屋に寄ったら、古井由吉の競馬エッセイ集『折々の馬たち』があったので、即座に購入した。単行本で450円。この本は、いまちょっと手に入りにくいはずだ。 競馬についての文章は、この人のものが日本一だろう。いや、たんに「日本語の文章…

NHKスペシャル24「対北朝鮮なぜ圧力より対話か」

MLで教えてもらって、標題の番組の再放送を見た。 最後のナレーションが、完全に「他人事」という感じに聞こえたのが気に入らなかったが、全体としては、とてもよく取材されていて、韓国の社会の事情をきちんと伝えていたと思う。

ジャパンカップ

日曜日は、他に用事があったので競馬はやらなかった。

平澤報告会

米軍基地拡張のための住宅や学校の強制撤去と農地の強制収用が行われた韓国の平澤に、最近行ってきた若い友人がいて、その報告の会が日曜日に大阪市内で行われたので、話を聞いてきた。

スターリンのワイン

以前から何度か話題にしている陶製の瓶に入ったグルジア共和国産のワインですが、先月北海道に手土産にもって行こうとして売り切れていて手にはいらなかったのを、二三日まえに阪神百貨店で見つけて、お世話になったお宅に送りました。 ぼくの大好きな甘口の…

ところでパソコンはどうなったんだ?

と、訝(いぶか)っている方がおられるかもしれません。 ご心配おかけして申し訳ありません。 あの日、二度ほど書いたような症状が出ただけで、以後は問題なく作動しています。 アドバイスをいただいたりして考えたのですが、直接的な原因は、アダプタに接続し…

「女性の存在論的な先行性」について

われわれが仮面を剥いだとしよう。そこから現われるのは女性なのである。(p358〜359) 否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫作者: スラヴォイ・ジジェク,酒井隆史,田崎英明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/01/12メディア: 文庫購入: 6人 …

体制崩壊と「穴」

この本をやっと読み終わった。否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫作者: スラヴォイ・ジジェク,酒井隆史,田崎英明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/01/12メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 65回この商品を含むブログ (23件) を見るとりあえず…

野宿者ネットワーク主催セミナーのお知らせ

25日土曜日に行われる、「野宿者ネットワーク」主催のセミナーのことを教えていただきましたので、こちらでも紹介します。 締め切り、一応今日までとなってるので、申し込みはお早めに。 以下、転載します。

朝鮮学校パネル展

直前になりましたが、やはり京大の11月祭で、明日23日から下記の企画が行われるそうなので、お知らせします。 以下MLから転載します。

アデュー? パソコンが大ピンチだ!

急にパソコンの調子がおかしくなった。 なんの前触れもなく画面が真っ暗になってしまい、戻らない。このとき、画面が真っ暗になるだけでなく、電源も切れかかっていることは、電源のボタンを軽く一度押すとシャットダウンの状態に入って、やがて完全に電源が…

京大祭で野宿関連の企画

パソコンの不具合について、早速アドバイスをいただきました。 ありがとうございます。善処したいと思います。いや、そうなってくれ。 ところで、京都大学でこの23、26の両日、野宿関連の企画があるとのことなので、こちらに転載します。生田武志さんや…

コンサート・ドゥルーズ関連

mixiのドゥルーズ・コミュニティからの情報ですが、ジル・ドゥルーズの研究家であり、有名なミュージシャンのリシャール・ピナスという人が来日し、各地で演奏を行うとのこと。 ツアーの日程は、以下のとおり。

『麦の穂をゆらす風』

冒頭の場面で、アイルランドの村の若者が、イギリスの武装警察隊の尋問に対して英語を使わず、禁じられていたアイルランド独自の言葉であるゲール語を使ったことがもとで惨殺される。 この若者の死を悼んで、村の老婆たちが歌うのが、イギリスへのレジスタン…

マイルチャンピオン回顧

アルパカが飼いたい。

これからの教育への不安な展望

このところ「いじめ」に関連するとみられる自殺のことが、ずいぶん話題になっている。 教育基本法の国会審議に関連して意図的に「問題化」されたのではということも言われてたが、それはどうあれ、過酷な現実が子どもたちを取り巻いてるということは、きっと…

蟻の山登り・ジジェクを読みながら

先日もちょっと触れたが、このところ、今年になって文庫化されたジジェクの『否定的なもののもとへの滞留』を、えっちらおっちら読んでいる。否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫作者: スラヴォイ・ジジェク,酒井隆史,田崎英明出版社/メーカー: 筑摩…

今日思ったこと

いま、職場の近くの木々の紅葉がほんとにきれいだ。 赤とか黄色だけでなく、木の種類や取り合わせによって、いろんな色合いがあるのが楽しい。 ただ、日によって空気の澄み具合が違うような気がして、それによって「きれい」と感じる度合いがずいぶん違うよ…

アリアドナ・その3

このところ二度ほど、チェーホフの短編「アリアドナ」について書いたけど、通俗的だがすごく考えさせる小説だ。 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20061110/p1 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20061111/p1

『父親たちの星条旗』

クリント・イーストウッド監督の映画を見ていて、しばしば受ける印象は、生粋の愛国者であり、伝統的・保守的な価値観の持ち主であるこの映画作家が、自分の愛する国と社会の姿を深い愛情をこめて、しかし徹底的に描き出していくことによって、その矛盾と苦…

泣くな本田、中年の花

エリザベス女王杯。 菊花賞のときと同じメンバーで淀に出かけたが、風が強くて時折小雨も混じり、ずいぶん寒かった。フサイチパンドラのことは、以前あれほど誉めてたのに、今回は手が出ず、馬券を当てられなかった。情けない。 でも、一緒に行った競馬初心…

教育基本法関連

教育基本法の「改正」は、いよいよ山場を迎えているようだ。 簡単な感想だけを書く。 ぼくは、この法律はひとつの「歯止め」として存在してきたのだと思う。教育が、政府や官僚や軍人によって、都合のいいようなものになってしまわないための歯止めである。 …

「女」と軍隊

前回のエントリーのなかで、チェーホフの短編「アリアドナ」のなかから、主人公シャモーヒンのこういう言葉を引用した。 そして結局、われわれは、女はうそつきだ、こせこせしてる、虚栄心が強い、不公平だ、知性が低い、思いやりがない、――要するに、われわ…

チェーホフの短編から

チェーホフの作品をこれまでちゃんと読んだことがなかったのだが、読んでみるとやはりずいぶん面白い。 19世紀の末頃に、すでにこういうことを書いていた人がいたというのは、驚異というしかない。たいくつな話・浮気な女 (講談社文芸文庫)作者: アントン…

『トンマッコルへようこそ』

朝鮮戦争の最中に南北双方の兵士たちとアメリカ兵が戦場から外れた山村で出会い、はじめは対立しながらも、やがて村人たちと牧歌的な生活を送るようになるという話。 設定から想像されるとおりの童話のようなファンタジーで、じっさいはじめの数十分は話に空…

『ディア・ピョンヤン』

ぼくが見に行った日は、監督の梁英姫さんが劇場に来られて、挨拶と観客との質疑応答、サイン会を行っておられた。 在日朝鮮人の若い女性である監督の視点から、民族運動の活動家として生きてきた父親の姿をとらえたドキュメンタリー。 娘が回すカメラの前で…

北海道への旅・その2

旅行中、報恩講というお寺の行事に関わる機会があった。 この行事の詳しいことについては、辞典などを見てもらいたいが、ぼくの印象では、各お寺にとっての年間最大の行事、という感じだった。 ぼくが泊めてもらってたのは、北海道の田舎にある浄土真宗の西…

北海道への旅・その1

今回の北海道への旅には、とくに目的はなくてのんびりと時間を過ごせればいいなと考えていたのだが、ほんとうにそうなった。 旅行に行って観光も特別な充実した体験もしないで、ただボーっとしてるというのは、時間やお金がもったいないと思う人があるかもし…