2006-01-01から1年間の記事一覧
大晦日にちなみ、今年見た映画を簡単に振り返る。 他のことは、あんまり振り返る気にならんなあ・・。
この一年は、身近なことや国内の出来事についても国際社会においても、この世のいろいろな場所に境界を隔てる壁のようなものがあって、その壁の内側で想像力や共感のあり方のようなものが人工的に操作される度合いが加速度的に強まっているのではないかと感…
はじめに、『冷凍フラミンゴ』さんというブログで、このブログをリンクしてくださることになったそうです。ありがとうございます。 さて、先日、tu-taさんから、コメント欄でこちらの記事をご紹介いただいた。 公務員の労働運動の今後の方向性について書かれ…
ゆうべは年越しにちなんで、京都の烏丸五条にある「蕎麦の実」(よしむら)というお店で、友人たちと酒を飲みながら鶏鍋と蕎麦などを食べた。 http://www.arashiyama-yoshimura.com/soba/sobanomi/index.html 話に夢中になって、鍋の味はよくわからなかったの…
「WON'T BE LONG」のカバー、女の方は誰が歌ってるのかと思ってたが、倖田來未やったんやなあ。 あれは滅茶苦茶上手いと思う。 blackpawさんのブログで「生まれてはじめてのコンサートは?」という質問があったので考えてみたのだが、ぼくの場合は…
おととい、大阪長居公園の野宿者のテント村が一月中に強制撤去されそうだという情報をお伝えした。 大阪市内の公園における野宿の人のテントの撤去と、その排除ということに関しては、去年うつぼ公園と大阪城公園で行政代執行がおこわなれた前後に、集中的に…
いま「真央」といったら、「大地」じゃなくて「浅田」なんだなあ。http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/graph/20061228/ MSNのニュースの見出しに、『真央「世界最高」のSPを写真で見る』とあったので、大地真央がお見合いみたいに顔写真で外人のボディー…
『所有と国家のゆくえ』(NHKブックス)がとても面白かったので、立岩真也の『自由の平等』という本を買ってきて読んでいる。 『私的所有論』の方を先に読むべきなんだろうが、とっつきやすそうなこちらの方を買った。
前々から予想されていた、大阪長居公園の野宿の人たちのテント村の強制撤去(行政代執行)ですが、いよいよ一月中にも行われる見通しとなったそうです。 今年一月にあった大阪城公園・うつぼ公園の強制撤去からちょうど約一年、ほぼ同じタイムスケジュールです…
どうなんだろうな。 ぼくの周りには、『父親たちの星条旗』よりも、こちらの方により深く感動した、という人も結構居る。 でもぼくは、「星条旗」ほどのインパクトを、この作品に感じなかった。そして、そのことをどう受け止めたらいいのか、戸惑っている。
これまで二回、その内容に触れてきた『所有と国家のゆくえ』の巻末には、二人の論者、稲葉振一郎と立岩真也のそれぞれによる短い文章が収められている。 それらは、この対談の主要な論点のひとつになった「所得・富の再分配」と「経済成長(による富の総体的…
最後までディープインパクトの相手を絞れず、結局パドックですごく落ち着いて見えたスイープトウショウを選んでしまった。全然買うつもりなかったんだけど、苦しまぎれの選択。 結果はご承知の通り。パドックではあんなにおとなしそうだったのに、ゲート入り…
先日に引き続き、『所有と国家のゆくえ』(NHKブックス)を読みながら思ったことを書く。
『成城トランスカレッジ!』さん経由。 この八代さんという人は、『ワーキング・プア2』に出てた人かなあ。 http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/seisaku/news/20061219k0000m020089000c.html 経済財政諮問会議の民間メンバーの八代尚宏・国際基督教大教…
この本を読んでるけど、面白いし読みやすい。ただ、紙質の薄さにはびっくりだ。所有と国家のゆくえ (NHKブックス)作者: 稲葉振一郎,立岩真也出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/08/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブ…
チェーホフの翻訳を、いくつか読んでみて思うこと。
あい変らず全国でノロウイルスが猛威をふるってるが、ぼくは自分が治ってからも、家族にうつったり、友人にうつったりして、大変だった。このウイルスは、本人は症状が治って何日か経っても、ウイルスはまだ生きているらしく、感染することがあるみたいだ。…
教育基本法改悪への反対の動きのなかで、ネット上でのある反対署名には、1万8千人を越える人たちの名前が記されたという。 国会での採決直前の15日には、4000人近い人たちが議事堂周辺に集まって「人間の鎖」を作ったということも聞いた。 これらの…
人生でいちばん苦痛なことは、夢から醒めて、行くべき道がないことであります。夢を見ている人は幸福です。もし行くべき道が見つからなかったならば、その人を呼び醒まさないでやることが大切です。(魯迅「ノラは家出してからどうなったか」岩波新書『魯迅評…
先日、韓国の平澤に行ってきた人による報告会の様子を、ここに書きましたが、その報告と映画『テチュリ村の戦争』上映の催しが、京都の大学で行なわれるそうなので紹介します。 「テチュリ」というのは、米軍基地拡張のための家屋強制撤去と土地収奪が行われ…
書いたように10日の日曜日、大阪市で行われた『東アジア共同歴史教材合評会』という歴史教科書についての学習会に行き、話を聞いた。数十人の人が来ていたが、たぶん僕以外は、みな歴史研究者の人だったのではないかと思う。しかし、素人にも興味深く聞け…
このレースは迷ったけど、結局買わなかった。 夜中に帰宅して、ダイジェストで見た。 勝ったドリームジャーニー、蛯名は会心の騎乗だろう。内をつかず、大外を回して坂を駆け上がってきた。中山がよほど好きなのか。向う正面の最後方からゴールでの完勝まで…
最近、身近でよく耳にする話題は、「ノロウイルスにかかった」または「腸炎になった」ということと、「論文を完成した」または「脱稿した」ということの二種類である。 これで、ぼくの周囲の社会的な環境がある程度分かるかな? ぼく自身も、今週はノロウイ…
この日曜と月曜、それぞれ大阪市と豊中市で行われる催しのお知らせです。 それぞれ、掲示板とMLからの転載です。 日曜日の歴史教材合評会の方は、ぼく聴きに行きます。月曜の豊中市の方は、じつは近隣なんだけど、ちょっと行けないかもしれない。
『モジモジ君の日記。みたいな。』さんのエントリー、『支援とは何か──生活保護・母子加算廃止問題をめぐって』から。
東京の野宿者問題の現状を報じる記事から。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000133-mailo-l13 東京での野宿者に対する行政の支援というのは、大阪などとはまったくやり方が違っているそうだ。施設に収容しないで、アパートなどで住居を提供し…
古井由吉の競馬エッセイ集『折々の馬たち』の一節。 雨の土曜日の中山競馬場で午後のレースを楽しんだ帰り、中山法華経寺の境内の茶店に入って、里芋を皮のまま茹でた「キヌカツギ」が笊に盛られて並べられているのを肴に酒を飲むくだり。 店の中に入って、…
流行のノロウイルスなのか、今週に入って発熱とひどい下痢でダウンしてます。 あまり長い文章を書く気力もないけど、ドーハでのアジア大会のことを扱ったこの記事をさっき見た。 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/pre/column/200612/at0001153…
チェーホフの「中二階のある家」という短編は、神秘的な美しさをもっているが、ちょっと変わった小説でもある。かわいい女・犬を連れた奥さん (新潮文庫)作者: チェーホフ,小笠原豊樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970/11/30メディア: 文庫購入: 3人 クリ…
昨夜みた夢の一部。