2018-01-01から1年間の記事一覧

『資本論』第三巻から

資本論 6 (岩波文庫 白 125-6)作者: マルクス,エンゲルス,向坂逸郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1969/07/16メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る

『鎖国前夜ラプソディ』

鎖国前夜ラプソディ 惺窩と家康の「日本の大航海時代」 (講談社選書メチエ)作者: 上垣外憲一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/02/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 秀吉の一度目の朝鮮侵略である文禄の役の直前のこ…

『中動態の世界』

中動態の世界 意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく)作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2017/03/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (28件) を見るこの本は、昨年出版された日本の人文書のなかで、間違いなく最も話題になった本…

『西南役伝説』

西南役伝説 (講談社文芸文庫)作者: 石牟礼道子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/03/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 石牟礼道子のこの本は、20年以上にわたって書き継がれた10篇ほどの短い文章からなっているのだが、その中でも…

『資本論』読書メモ・子どもの権利とラディカリズム

『資本論』が書かれた19世紀中頃のイギリスでは、さまざまな労働法制が(数十年にわたる闘争と論議の末に)成立していったわけだが、そのなかでも、工場などにおける子ども(早い場合、6歳頃から)の長時間労働を法律で禁止するかどうかが、大きな問題と…

『私はあなたの二グロではない』

『私はあなたの二グロではない』という映画を見た。 これは、アフリカ系アメリカ人の作家ジェームズ・ボールドウィン(男性同性愛者であることも明かしていたという)の文章と発言の映像を軸にして、米国の黒人差別と解放運動の歴史を描いたドキュメンタリー…

『ポスト・オリエンタリズム』

ポスト・オリエンタリズム――テロの時代における知と権力作者: ハミッド・ダバシ,早尾貴紀,洪貴義,本橋哲也,本山謙二出版社/メーカー: 作品社発売日: 2017/12/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る近所の図書館にあることを知って、さっそく…