2010-01-01から1年間の記事一覧

サルトル『文学とは何か』抜書き

サルトル全集 第9巻 ― 文学とは何か, シチュアシオン作者: J‐P・サルトル,Jean‐Paul Sartre,加藤周一出版社/メーカー: 人文書院発売日: 1965メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (1件) を見る 昭和39年に出た新訳版から。 たまたま今日読…

釜ヶ崎越冬闘争 ドキュメンタリー上映会

年末28日から、釜ヶ崎越冬闘争のなかで下記ドキュメンタリー作品の上映会が行われるそうです。 場所は、西成の三角公園や、「ふるさとの家」です。 http://bit.ly/e0ib72 以下、MLより転載します。

『プルーストを読む』を読む

プルーストを読む ―『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)作者: 鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/12/17メディア: 新書購入: 5人 クリック: 23回この商品を含むブログ (24件) を見る

『コーラ』12号

Web評論誌『コーラ』12号が発行されましたので、こちらでも紹介します。 今回で11回目をむかえる「シリーズ<倫理の現在形>」は、特別篇ということで、ひるますさんの「倫理って何なんだ〜――倫理の共有は可能か?」というタイトルの文章。たいへん面白…

『差別感情の哲学』を批判する

差別感情の哲学作者: 中島義道出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/05/15メディア: 単行本 クリック: 77回この商品を含むブログ (21件) を見る 久しぶりに、読んでて卒倒しそうなほど腹が立った。 書いてあることは、普段身近でよく耳にする意見と重なると…

排外デモが意味するもの

http://d.hatena.ne.jp/free_antifa/20101207/1291739195http://d.hatena.ne.jp/free_antifa/20101209/1291872075この出来事については、すでに幾人かの人によって、言われるべきことが言われていると思う。 しかし、この映像を見ても、また文章を読んでも、…

『哲学の教科書』

古本屋で「200円均一」のところにあったのだが、レジに持っていったら「はい、680円です」と言われた。 「もう詐欺!」と思ったけど、面白かったからまあいいや。哲学の教科書 (講談社学術文庫)作者: 中島義道出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/04/…

「恐るべき暴力」とは何か ―『告白』と『悪人』から―

最近、『悪人』と『告白』という、二本の邦画を見たので、それについて思ったことを書いておきたい。 http://kokuhaku-shimasu.jp/index.htmlhttp://www.akunin.jp/index.html 以下、完全なネタバレになるので注意してください。

ミスコンと逆差別

夕方ニュースを見てたら、大学のミスコンのことを特集していた。

かけがえのない日常と、力の支配

予想されたことだが、またぞろ各地で朝鮮学校に通う子どもたちを待ち伏せして面罵を浴びせたり、学校に脅迫まがいのことを言ってきたりする輩が出てきてるらしい。

日本政府による蛮行を非難する

http://www.asahi.com/politics/update/1124/TKY201011240154.htmlhttp://www.asahi.com/politics/update/1124/TKY201011240386_01.html

プルーストと戦争

失われた時を求めて 10 第五篇 囚われの女 2 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)作者: マルセル・プルースト,鈴木道彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/01/19メディア: 文庫 クリック: 19回この商品を含むブログ (7件) を見る失われた時を求めて 12 第七篇 …

「鬼平犯科帳」と体制内的な暴力

ちょっと前回書いたことに関連する話。 何度か書いたが、テレビ時代劇の『鬼平犯科帳』が好きで、再放送を毎週のように見ている。

『善の研究』その他

善の研究 (岩波文庫)作者: 西田幾多郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 192回この商品を含むブログ (62件) を見る

正しい「反日」

神奈川・松沢知事、朝鮮学校視察へ…補助金支出で 「反日教育していたら出せぬ」http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20101110-OYT8T00544.htm 東京、大阪だけじゃなくて、神奈川でもこんなひどい人が知事をやってるんですね。

私が理解できないこと

新聞をみてると、今回行われた日米首脳会談について、「日中・日露の関係が緊迫するなか、日米関係を強化したいところだが、沖縄の基地移設問題がネックになっている」という論調になってるのには唖然とする。

憂鬱な判決

耳かき店員ら殺害被告に無期懲役 裁判員裁判、死刑回避http://www.asahi.com/national/update/1101/TKY201011010293.html

二度目の毀損

桐生市の小学生の自殺のことに関しては、ようやく今日になって、自殺の原因になったイジメ(そのこと自体を、まだ学校側は認めてないようだが)の背景に民族差別の要素があったことを示唆したり強調する(小倉智昭など)論調が、一部マスコミにも出てきた。

京都学派と今西錦司

今朝の毎日新聞で、福岡伸一氏が今西錦司の本を紹介していた。 そのなかに次のようなくだりがあった。 そうだ、日本にもナチュラリストはいたじゃないか。自然を愛し、自然の中で生物が語る物語に耳を澄ませ続けた人物が。今西錦司。私が京都大学を選んだの…

ネットでつなぐ パレスチナ〜おおさか

明日土曜日の夕方、大阪で以下の催しがあるとのことです。 MLから転載します。

東京新聞の腹立たしい社説

朝鮮学校無償化 対話と理解の契機に http://www.tokyonp.co.jp/article/column/editorial/CK2010102202000044.html

「政治的正しさ」を超える?

単純なことやけど、この表題の意味が分からん。http://mainichi.jp/enta/art/news/20101020dde018040023000c.html

『月刊 イオ』ホームページと文章

『月刊 イオ』に書いた文章ですが、以下のホームページで読むことができると教えていただきました。 http://www.io-web.net/http://www.io-web.net/2010/11/%e7%a7%81%e3%82%92%e5%8b%95%e3%81%8b%e3%81%99%e9%a1%98%e3%81%84/ しかし、雑誌が発行されたと同…

自由をわれらに

きのうたまたま、「天声人語」のこの文章を見つけて読んだときには、正直あまりのひどさにショックを受け、何を言えばいいのかも分からなかった。 今日ほかのところを見たら、この記事を非難してる人があったので、それに勇気付けられて自分も書いておく。ht…

『月刊 イオ』に寄稿しました

朝鮮新報社発行の雑誌『月刊 イオ』の11月号に文章を書かせてもらいました。 ブロガーが毎月登場して書いているという「ブロガーズ@io」というコーナーです。

『プラトンの哲学』(読了)

プラトンの哲学 (岩波新書)作者: 藤沢令夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1998/01/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (22件) を見る

デモと暴力

『中国:「本当に自発的?」反日デモに冷ややかな声』http://mainichi.jp/select/world/news/20101018k0000m030054000c.html『中国:綿陽でも大規模デモ 一部暴徒化、日本料理店襲撃』http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20101018k0000m030092000c.h…

蔑視的なデモと蔑視的なマスコミ

こちらの記事に便乗して書く。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20101017/p1

『プラトンの哲学』

以前、プラトンの大作『国家』(『共和国』)を読んだとき、はじめの方に出てくるトラシュマコスという強烈な人物に衝撃を受け、そのことを何度か書いた。http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20080321/p2

雨のデモ

先日お知らせした、京都市の空き缶回収禁止条例に反対するデモに参加してきた。 報道した記事はこちら。 http://www.janjanblog.com/archives/18698