京大祭で野宿関連の企画

パソコンの不具合について、早速アドバイスをいただきました。
ありがとうございます。善処したいと思います。いや、そうなってくれ。


ところで、京都大学でこの23、26の両日、野宿関連の企画があるとのことなので、こちらに転載します。生田武志さんや「長居公園仲間の会」の方たちのお話や交流会、それに写真展も企画されてるようです。
ぼくもできれば行きたいんだけど・・。


(以下転載)


京都大学11月祭企画
講演会×2・展示企画
06→07越冬闘争に連帯する学生・青年実行委員会準備会


「少年と野宿者襲撃」
講師:生田武志さん(野宿者ネットワーク代表)
11月23日(木・休)14時〜@京都大学文学部東館第一講義室
80年代、京都での学生時代から大阪市西成区日雇労働者の町「釜ヶ崎」に通い、医療・福祉活動や日雇労働運動に取り組んできた。現在、95年に道頓堀で少年たちに橋から落とされて水死した野宿労働者藤本さんの事件を機に結成され、釜ヶ崎周辺の公園や路上で野宿を余儀なくされる労働者への支援を行なう、野宿者ネットワークの代表を務める。

著書「<野宿者襲撃>論」(人文書院2005)では、少年たちが野宿者を襲撃する構造を詳細に分析・検証している。生田さんらが子どもたちへの働きかけとして取り組んでいる「野宿者問題の授業」を織り交ぜながらお話を伺うので、知識が無くて…という方も、是非。終了後、交流会を予定。


「どっこいここで生きていく」
講師:長居公園仲間の会のみなさん
11月26日(日)15時〜@京都大学文学部東館第一講義室
長居公園仲間の会とは、大阪市長居公園の一角のテント村で生活する野宿生活者のグループです。2000年12月、長居公園には大阪市がテントを一掃するための仮設一時避難所(シェルター)を建設し、500軒もあったテントが数軒にまで減らされました。
2002年のワールドカップ対策だったと言われていますが、その後一年の間に新しく再建されたのが現在のテント村です。
月二回の炊き出し、毎週末の近郊での畑作業などが日常活動。さまざまな人が集い、交流する場としての祭「大輪まつり」や、年末年始の連日の炊き出し、餅つき大会などをみんなで力を合わせてやってきました。
長居公園では日常的に排除の圧力がかけられ、襲撃も起こっています。来年の8月に開催される世界陸上の舞台にもなっているので、強制排除の恐れもあります。
また、現在、フリーターをはじめ非正規雇用の若い労働者は、かつての日雇労働者と同様、すぐに野宿に至る可能性のある、不安定な生活を強いられています。野宿の問題は、決して「どこかの誰か」の問題ではなくなっています。「大輪まつり」では、そのような若者たちとのつながりも模索してきたとのこと。
「何故野宿を続けるのか?」行政への要望も含めて、多角的なお話を伺いたいと思っています。
前座に入門のための「野宿者問題の授業」も予定していますので、是非お気軽にお越し下さい。


〜チヒロ写真展・パネル展〜
@文学部東館第八演習室
11月23〜26日 京都大学11月祭期間中、随時開催
今年1月30日に大阪市が強行した大阪城公園うつぼ公園における行政代執行(テントの強制排除)は記憶に新しいことと思う。テントを失った住人たちを受け入れるために北区の扇町公園に張られたテントをも、大阪市は同日撤去した。まるでゴミでも片づけるかのように。
しかし、野宿者のコミュニティには元気をもらうことが多い。ちょっと「普通」じゃ味わえない、そんな体験は、いかに自分の日常生活が閉塞感に覆われているか気づかせてくれる。チヒロが撮った写真に写る人の顔は本当に自然体だ。笑う顔、真剣な顔、怒りの顔…。そこで生きている人を、少しでも身近に感じてほしい。
パネル展示も用意してお待ちしています。


連絡先:路上と大学をむすぶ有志連絡会・京都
090-7963-5788
075-753-2722(BOX呼)

(転載以上)