映画

『私はあなたの二グロではない』

『私はあなたの二グロではない』という映画を見た。 これは、アフリカ系アメリカ人の作家ジェームズ・ボールドウィン(男性同性愛者であることも明かしていたという)の文章と発言の映像を軸にして、米国の黒人差別と解放運動の歴史を描いたドキュメンタリー…

『高江ー森が泣いている2』

25日日曜日は、十三のシアターセブンで映画『高江ー森が泣いている2』の上映、終了後に影山あさ子監督によるトークと、同作でも音楽を担当しているきむきがんさんのライブも聞いてきました。 映画は、9月から11月にかけての高江の情勢を追ったもので、…

『ティエリー・トグルドーの憂鬱』

あんまり期待しないで見たんですが、この映画は、びっくりするぐらいの秀作だった。 一方で、この作品はフランスで記録的なヒットになったそうだが、こういう映画がそれほどの観客動員をするというのは(最もホットな社会問題を扱っているとはいえ)、日本で…

『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』

十三の第七芸術劇場で、古居みずえ監督の新作『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』を見てきた。 http://www.iitate-mother.com/

『野火』

先日、塚本晋也監督の映画『野火』を、やっと劇場で見た。 この映画は、内外で高い評価を得ているようだが、実際に見て、期待にたがわぬ内容の作品だと思った。

『圧殺の海 第二章 「辺野古」』

http://www.theater-seven.com/2016/movie_henoko.html

『サウルの息子』

映画『サウルの息子』を見た。 http://www.finefilms.co.jp/saul/

『恋人たち』

橋口亮輔監督の新作、『恋人たち』を見た。 ネットを見ると、おおむね絶賛の評が並んでいるのだが、ぼくの感想に一番近いのは下の記事である。http://niwaka-movie.com/archives/3201

『顔のないヒトラーたち』

新聞に紹介が載ってたので見に行ってきました。 http://kaononai.com/ この映画、アカデミー賞、とってたのか。 ナチスという過去に向き合ったドイツ(西独)の歴史の話ですが、今の情勢下で見ると、自分の国とのあまりの隔たりの大きさに呆然とします。 最…

『私の少女』

先日、シネリーブル梅田でこの韓国映画を見た。 http://www.watashinosyoujyo.com/ 監督は、これが長編第一作とのことで、作品としてはまだ成長の余地がある印象だが、とても多くのことを考えさせるすぐれた映画だと思った。 以下、ネタバレになるが、思った…

『サンドラの週末』

ベルギーのダルデンヌ兄弟の新作、『サンドラの週末』を見た。

『パレードへようこそ』

シネリーブル梅田で『パレードへようこそ』を見てきました。これは良かった。 http://www.cetera.co.jp/pride/

『『ショアー』の衝撃』

このところ、シネ・ヌーヴォで『ショアー』を見ているので、かなり昔に読んだこの本、『『ショアー』の衝撃』を再読した。『ショアー』の衝撃作者: 鵜飼哲,高橋哲哉出版社/メーカー: 未来社発売日: 1995/06/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商…

『ショア―』第二部

九条のシネ・ヌーヴォXで上映中の『ショア―』のうち、第一部と第三部は、先日までに見ることが出来、今日第二部を見てきた。そのなかで、特に印象的だった場面について書いておきたい。

『ショアー』第一部

シネ・ヌーヴォで、『ショアー』第一部を見た。この前、この映画を見たのは、10年前か20年前か。

『不正義の果て』

シネ・ヌーヴォのランズマン監督特集も、いよいよ終わりなので、休みをとって『不正義の果て』(2013)と『ソビブル』(2001)という未見の二本を見てきた。 http://mermaidfilms.co.jp/70/

『ジミー 野を駆ける伝説』

シネリーブル梅田で、ケン・ローチ監督の新作『ジミー 野を駆ける伝説』を見てきた。 http://www.jimmy-densetsu.jp/

『圧殺の海』

藤本幸久・影山あさ子共同監督によるドキュメンタリー映画『圧殺の海』をようやく見た。 辺野古の基地建設反対闘争の現状を捉えた、たいへん重要な作品で、是非多くの人に見てもらいたいと思った。

高倉健と日本の70年代

前回の続きです。

ウカマウの映画

アンデスの先住民たちの歴史と闘争の姿を描く、ボリビア・ウカマウ集団の映画の特集が、九条のシネ・ヌーヴォで開かれていた。なかなか行けなかったのだが、最終日になって、ようやく二本だけ見ることが出来た。 http://www.jca.apc.org/gendai/ukamau/index…

『チスル』

四月十日に、上映中の韓国映画『チスル』を見ました。 その時に、一応感想を書いておいたのですが、まだ見てない人が大勢居るようだったので、先入観を与えては悪いと思って、アップしていませんでした。 まだ上映は続いてますが、関心のある方は多くが見ら…

『自由と壁とヒップホップ』

イスラエル国内や占領地で、音楽と言葉によって生きるための戦いを続けるパレスチナ人ラップミュージシャン達の姿を描いたドキュメンタリー、『自由と壁とヒップホップ』を、十三の第七芸術劇場で見てきました。 全編アラビア語のラップミュージックが背景に…

『笹の墓標』

北海道での朝鮮人労働者の遺骨発掘と返還をメインテーマにして、日本と韓国の各地で活動してきた東アジア共同ワークショップ。1997年以来続くその歩みを記録した、影山あさ子・藤本幸久監督による長編ドキュメンタリー映画、『笹の墓標』の試写会が、先…

『セデック・バレ』

GW中に台湾映画『セデック・バレ』を見たので、ここにも感想を書いておきたい。 http://www.u-picc.com/seediqbale/

『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録』

28日の日曜日、リバティ大阪でコマプレス製作の記録映画、『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録2011.3.15〜3.20』の上映とトークの催しがあり、参加してきた。

『壊された五つのカメラ』

2日日曜日に、大阪十三の劇場で、パレスチナ・ビリン村の抵抗運動の様子を、抵抗者自身が記録したドキュメンタリー作品『壊された五つのカメラ』の先行上映を見た。 上映後は、この映画の二人の監督、ビリン村の住民でもあるイマード・ブルナートさんと、そ…

小川紳介監督と小川プロ作品特集上映から

だいぶ日にちが経ってしまったが、GWの頃に大阪九条のシネヌーヴォで、没後20年をむかえたドキュメンタリー作家小川紳介(と小川プロ)作品の特集上映があり、見に行った。 http://www.cinenouveau.com/sakuhin/ogawa/ogawa.html

『ハメット』

ずっと探していた音楽を、ユーチューブで見つけた。 それは、ヴェンダース監督の82年の映画、『ハメット』の主題曲で、ジョン・バリーが作曲したものだ。

『ぼくたちは見た-ガザ・サムニ家の子どもたち』

古居みずえさんの新作、『ぼくたちは見た-ガザ・サムニ家の子どもたち』の大阪での上映が、23日までだったのですが、その最終日に観に行ってきました。http://whatwesaw.jp/

「恐るべき暴力」とは何か ―『告白』と『悪人』から―

最近、『悪人』と『告白』という、二本の邦画を見たので、それについて思ったことを書いておきたい。 http://kokuhaku-shimasu.jp/index.htmlhttp://www.akunin.jp/index.html 以下、完全なネタバレになるので注意してください。