東京・メロン・ベンヴェニスティ氏来日企画

今日から始まる東京での企画です。
内容を読んでもらえれば分かりますが、たいへん興味深い企画だと思います。

(以下転載)

メロン・ベンヴェニスティ氏来日企画
ーーパレスチナの〈破壊の歴史〉と〈共生の未来〉を語る


イスラエル政治学者メロン・ベンヴェニスティ氏が、3月12日から
来日し、講演や対談などをします。
アシュケナジーム移民の母と、セファルディーム移民の父をもち、
そのシオニズム実践家の家庭で生まれ育ったベンヴェニスティ氏は、
いわば「シオニズムの申し子」として、建国=ナクバ(パレスチナの破
壊)をユダヤ人の側から目撃していました。
そのベンヴェニスティ氏が、父親世代によるイスラエル建国後から
の土地の「ユダヤ化」の検証と、ヨルダン川西岸地区のデータベース・
プロジェクトによる入植政策の批判的調査を経て、「反シオニスト」と
なるまでの主要な仕事を振り返りながら、一国家の枠組みでのパレスチ
ナ人との共存の可能性について語ります。
また、入植・占領の現代世界を日本にも共通した問題として考える機
会とするために、ベンベニスティ氏自身の強い希望もあって、アイヌ
究者と対談する場をもつことになりました。
どうぞご参加ください。


3月12日(金)15時〜20時、比較都市学国際シンポジウム「都市とユダヤ性」
第一部:15時〜17時30分
佐藤貴史菅野賢治/赤尾光春
司会 合田正人明治大学
第二部:18時30分〜20時
メロン・ベンヴェニスティ講演「エルサレム――聖火の都市」(英語/通訳あり)
司会 早尾貴紀東京大学UTCP)
会場:明治大学駿河台キャンパス大学会館8階会議室
主催:明治大学大学院文学研究科/共催:UTCP


3月13日(土)14時〜17時、ミーダーン市民講演
パレスチナの〈ユダヤ化〉ーー破壊と収奪の歴史を透視する」 (日本語通訳あり)
会場:東京麻布台セミナーハウス大会議室
入場料:1000円
主催:ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉/共催:UTCP
http://midan.exblog.jp/13720602/


3月15日(月)16時〜18時 UTCP講演
講演: “Jews and Arabs: Intimate Enemies” (英語/通訳なし)
会場:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/03/post_80/


3月16日(火)14時〜17時 UTCP対談
パレスチナアイヌ、入植と征服の歴史比較」 (日本語通訳あり)
メロン・ベンヴェニスティ×上村英明(通訳:岡田泰平)
会場:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2010/03/post_80/


【参考】メロン・ベンヴェニスティ氏について
http://palestine-heiwa.org/note2/201003051238.htm
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/blog/2010/01/post-313/