西表島の番組

3日日曜日の夜、以下の番組が放送されるそうです。


2月3日(日)22時〜23時半
NHK・教育テレビ「ETV特集
『古老の島 祈りの島
〜沖縄・西表島 都会の青年と伝統のくらし〜』
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index.html

以下、番組ホームページより。

東京からはるか2000キロ、島の80%が原生林に覆われ、青いサンゴ礁に囲まれた西表島。いま本土から若者の移住が相次ぎ、離島でありながら人口増とベビーブームが起きている。中坂眞吾さん(30)は9年前、太古から続く森とその中で神々とともにゆったりと生きる人々の姿に憧れて、生まれ育った東京から島にやって来た。


中坂さんは古老に教わりながら米や野菜を作り、季節ごとに山海の幸を捕り、自給自足に近い暮らしをしている。島で結婚し、今年2人目の子どもも生まれた。物質的に不自由な島の暮らしになじめず去っていく若者も多いなか、中坂さんは古老から伝統の暮らしを学ぶことで、“生きる”ことの本当の意味を知ったという。30年ほど前から過疎と高齢化が進み、一時は存続も危ぶまれた国の重要無形文化財・節祭(シチ)を支えるのも、中坂さんたち都会の若者たちだ。


高度成長期、バブル、人々が離れていった“ムラ”の暮らしに価値を見いだす若者たち。大自然の森が織りなす壮大な四季のドラマ。その自然に宿る神々に祈り生きる人々…。西表島の一年を記録し、辺境であるがゆえに残された“古の暮らし”とそれを引き継ぐ都会の若者の姿を見つめる。