大阪は、昨日はひどい雨だったが、今日の夕方あたりからはめっきり涼しくなった。
今週の後半から、また北海道に行く。もう霜が降りたり、そろそろ初雪の季節を迎えてるらしいが、何を着ていったらいいものか。
向こうに行って、とくに何をする予定もないけど、ともかく普段と違う場所の空気を吸ってきたい。


日常のなかで、不断に力を奪われていくような感じがあり、苛立ちがある。
世界や日本の、社会全体の動向も、もちろん影響してるんだけど、自分個人の問題も大きい。それが、どちらが根本的ともいえないのだ。


自分がこの世に生きているということ自体が、ひとつの旅みたいなものなんだろう。
どこかからこの空間に来て、何十年かして帰っていく。
そのことを自覚できなくなるのが、不幸や衰退の始まりなんじゃないか。


自分を更新する力を持ち続けることを、生きているというのだろう。
いや、更新されているから、生というものが生じてくるのか。
いま自分が生きているということは、きっと、すでに更新されつつあることの結果なのだ。


生きている限り、いつも常に旅人であるということを、忘れないこと。