ワールドカップを見ていて

これまでワールドカップを見ていて印象に残ったこと。


① オーストラリアとクロアチアの試合で、ゴールキーパーごとボールをゴールポストの内に押し込もうとしていたオーストラリア選手たち。
さすがはワラビーズの国だ。ほんとにラグビースクラムそのままだった。ダイジェストの映像を見ていると、この試合は他の場面も、すごい肉弾戦になっており、一試合で二つの競技を同時に見られるような貴重な試合だったようだ。
競技横断的な試合。
ぜひ、全編を録画放映してもらいたい。


② メキシコとアルゼンチンの試合で、試合中に傍らに立ったアルゼンチンの選手相手に熱弁をふるっていたメキシコの監督。
あれはどういうことなんだろう?この監督はアルゼンチン出身なのか?それにしても、ワールドカップの試合中に相手チームのベンチに行って監督と話をする選手というのは・・。中南米のサッカーって、ああいう感覚なのかなあ。
試合もすごい見ごたえがあった。


それからフランスは、あの国情では、統合されたナショナルチームを作るのは難しいだろうと思ってたが、どうにか予選リーグを突破した。
かつてオランダは、本国出身の選手と、植民地のスリナム出身の選手との仲が悪くて、それが原因でワールドカップで上位に行けないのだといわれた時期があったが、今のフランスの国情はそれよりひどいだろう。やっぱり影響があると思うんだけど。


ぼくが注目しているのは、今日勝ったイングランドだ。ヨーロッパのなかでは昔からオランダの攻撃的なサッカーが好きなんだけど、今回よく見てみると、イングランドのチームも他の国にはない「野蛮さ」があるように思え、それが特色になっていて好感がもてる。なんとか優勝を狙えないかなあ?
もっとも、サポーターの方がもっと「野蛮」みたいだが。