行政代執行二題

はじめに、明日、あさってと、また「うつぼ公園」の関連で動きがあるようです。
できるだけ現場に行って、何か報告できることがあれば報告します。あれ以来、うつぼには行ってなかったが。


平澤関連。
何度かこのブログで書いてきた平澤出身の歌手、鄭泰春さんだが強制執行(行政代執行)による衝突と大量連行のあった4日は地方公演のため現地にはいなかったそうで、拘束したり怪我をしたりということはなかったらしい。
とりあえず、そのことは良かった。
ご夫婦でソウルなどで抗議活動を続けておられるようである。


今日目についたハンギョレの記事。
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/122350.html


早速真相調査団が組まれて、事態の掌握が進められてるとのこと。

平澤国家暴力・人権侵害真相調査団(団長イ・サンス漢南大法大教授)もこの日 ‘1次調査’の 結果発表を通じて、 「去る 4〜5日、京幾道平澤市ペンソン邑テチュリでおこなわれた行政代執行の過程で民間人 560人余りが警察の暴力鎭圧によって負傷し、 このなかで病院の診療記録の確認が可能な 120人を調査した結果 、19%にあたる 23人が重傷であったと集計された」と明らかにした。 重傷の種類は骨折と切断、脳震盪、 神経損傷創傷、 内臓損傷、 歯牙損傷などであることが明らかとなった。 これより先に警察は、テチュリでの行政代執行の過程で負傷した民間人は 103人だと発表していた。


真相調査団は「今回の事態は、軍、 検察、 警察などの国家機関が計画的に国民を相手にはたらいた国家暴力だった」とし、「国民訴訟団を構成して、軍事施設保護区域設定取り消し確認訴訟、国防部長官・警察庁長官の告訴・告発、 国家相手の損害賠償請求など総体的な法的対応に出る」ことを明らかにした。


とりあえず、こういう具体的な「反撃」が早いのは韓国の特徴。
それにしても、あれは「行政代執行」だったんだ・・。