統一旗・国歌吹奏・関屋記念

サッカーの日本と北朝鮮の試合の中継を見てたら、観客席に大きな統一旗が拡げられいて、それはいいことだと思うんだけど、ただ海の中に小さな島が二つ描かれてたのは、あれは独島(竹島)じゃないかなあ。あんなデザイン、元からあったっけ?
はっきり分からんけど、なんか朝鮮半島の統一という人々の願いが、実現する前から国家の論理のなかに取り込まれてるみたいで、ぼくは嫌な感じがしたなあ。
あんなに大きな島じゃないと思うんだけど。


それから、試合前の国家吹奏では、例によって選手たちの顔が一人ずつアップになるのが、なんか踏み絵みたいでぼくは好きじゃないんだけど、見てると朝鮮の選手たちは全員大きく口を開けて歌ってたが、日本選手はうつむいてる人とかもいてなんかまちまちだった。ぼくはそれを見て、ああいい国だなあ、と思った。
朝鮮とか他の国がよくないというんじゃなくて、日本の選手の場合はあのほうがいい。それは、君が代という歌がどうだからとか、歴史的な事情が違うからということでもなくて、日本の場合は、ああいうときに一人一人がまちまちぐらいのほうがよい。
いや、ほんとはどこの国でもそうかな。
それで、そういう雰囲気を持つ若者たちをこの社会が育ててきたんだとしたら、今までの日本の社会も、まあまずまずいい社会であり、悪くない国だったな、と感じたわけだ。
こういうところは、ぼくも結構自分の国には甘い。


それと今日は、関屋記念のサイドワインダーの末脚が見事だった。
できれば前走で見せてほしかったが。