「快楽としての戦争」(毎日新聞から)

毎日新聞(大阪)に連載されている福岡賢正という人の「平和をたずねて」というルポは、いつも感心しながら読んでるのだが、今日は「快楽としての戦争」という章の二回目だった。


http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080604ddp041040019000c.html

http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080611ddp012040013000c.html


とくに、日本軍兵士の戦争体験については、こういう側面は反戦的な表現・記録でもほとんど語られない。
少なくとも「つらかったのと楽しかったのと五分五分」というのは、戦況がそれほど逼迫してないところでは、こういう感じ方をしてた人は多かったのではないか。
ただ、日常では満たされない快楽のはけ口といっても、それを「楽しい」と感じたり回想できるのは、(組織内や戦場での)競争・闘争における強者に限られるだろう。