パレスチナ問題のスピーキングツアー

最近日本ではあまり報道されることがなくなったパレスチナ情勢。
その現状を詳しく伝えてくれる方が現地からやってきて、全国各地で「スピーキングツアー」を行うそうです。
http://palestine-forum.org/event/20071125.html


以下、『P−navi info』さんの記事より、今月23日に行われる京都での講演会の案内を転載します。

**以下、転送・転載 歓迎**

 
イスラエルが不法に建てている壁によって、分断され、
隔離されているパレスチナから

 
反壁キャンペーンのメンバーが来日、
全国ツアーをします! 日本初!

 
報じられないヨルダン渓谷の実態も告発

 
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Stop the Wall ! キャンペーン・スピーキング・ツアーin京都

 
占領下パレスチナは今 現地報告
「収奪のすすむなかでの開発援助はありえるのか?」
ファトヒ・クデイラートさん講演会

 
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★11月23日(金曜日)13:30開場 14:00開始
京都大学文学部新館第一講義室
資料代として 一般500円、学生300円



主催:反戦と生活のための表現解放行動+さぼてん企画
共催:パレスチナの平和を考える会
連絡先:080-6208-3488(さぼてん企画)
E-mail: saboten1948(at)mail.goo.ne.jp
(atに@を入れてください)

 
全国ツアーのウェブサイト(各地情報)
http://palestine-forum.org/event/20071125.html

 

 
2006年、中東を歴訪した小泉元首相の下、「平和と繁栄の回廊構想」
が日本・イスラエルパレスチナ自治政府・ヨルダンによって開始さ
れることが決まりました。その中で既に動き始めているプロジェクト
がJICA(国際協力機構)によるもので、これはヨルダン渓谷に巨大な
農産物集配センターを構築し、大規模な農業開発を行うというもので
す。
しかし、すでにヨルダン渓谷では9割以上の土地がイスラエルの支配
下におかれ、土地・水という自然資源が収奪されている現状がありま
す。また、パレスチナ農民は移動の自由も奪われ、村の破壊をイスラ
エルによって行われています。
この構想はパレスチナイスラエルとの共存をめざすものとされてい
ますが、他方で現在イスラエルが建設している、いわゆる「隔離壁
アパルトヘイトウォール)」に対して日本政府は沈黙を続けていま
す。占領を黙認しながら、開発援助はできるのでしょうか?
現地農民は、いま何を求めているのでしょうか?

 
今回は、ヨルダン渓谷出身であり、かつ隔離壁に反対する運動を担わ
れているファトヒ・クデイラートさんをパレスチナからお招きし、
〈開発〉の対象となる現地の実態について報告していただき、私たち
に何ができるのかを共に考えていきたいと思います。この貴重な機会
に多くのかたのご参加をお待ちしております。

 
★ストップ・ザ・ウォール・キャンペーンとは?
隔離壁への反対を訴え、イスラエルへのBDS(ボイコット・資本引揚
げ・制裁)運動を国際的に呼びかけている団体。今回初めて来日し、
日本各地でスピーキング・ツアーを行う。

 
★ファトヒ・クデイラートさん略歴
1967年生まれ。パレスチナ西岸ヨルダン渓谷北部バルダラ村出身。
バルダラ村評議会議長(村長)、パレスチナ農業組合北ヨルダン渓谷
支部委員長などを経て、現在、パレスチナアパルトヘイトウォール
草の根キャンペーンのヨルダン渓谷コーディネーター。
この間、ヨルダン渓谷において深刻な土地収用等の人権侵害を調査し、
これに反対するキャンペーンを展開。同渓谷におけるユダヤ人入植地
の農産物の国際的なボイコット運動を提唱・推進している。これまで
ドイツや英国などで講演。英国では、入植地の農産物の輸出を行って
いるイスラエル企業アグレスコ社イギリス本社の一日閉鎖行動に参加。

 
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