師走の仁川

日曜は久しぶりに競馬場に行き、馬券は買わないで寒風のなか、競馬新聞を片手にパドックやレースをずっと見ていた。午後から日陰になる阪神競馬場のスタンドは、六甲から吹き降ろす風のため、0度ぐらいに冷え込んでいたのではないかと思うが、冬競馬はこのぐらい寒くないと感じが出ない。関西でも、一月、二月の淀の冷え込みはこんなものではない。


パドックを見た瞬間に、ラインクラフトの体調がよくないのがわかった。冬毛が出てたし、ともかく張りのない感じだった。
一方、アドマイヤグルーヴは非常によく見えた。
だから、アドマイヤが勝ったのは、納得できる。希望通り、「アドマイヤグルーヴに負けた」んだし(苦笑)。
それより、ラインが二着を確保できなかったのはショックだ。「二着は確実」という、ぼくの見込みは間違っていた。夏を越してから勝てないレースが続いて、馬が自信を失ってしまわないか心配だ。


次週はいよいよ有馬だが、まだいろいろと迷っている。
いまのところ、ディープインパクトゼンノロブロイハーツクライの有力三頭は、ほぼ互角ではないかと思うのだが、いずれも不安点があり、他にも怖い馬が何頭かいる。
ぎりぎりまで腹を決められないことになりそうだが、天気やコンディションのいい状態でレースが行われてほしいものだ。