『自由と壁とヒップホップ』

イスラエル国内や占領地で、音楽と言葉によって生きるための戦いを続けるパレスチナラップミュージシャン達の姿を描いたドキュメンタリー、『自由と壁とヒップホップ』を、十三の第七芸術劇場で見てきました。
全編アラビア語のラップミュージックが背景に流れるスマートで躍動的な構成と、そこで描かれる、現実感がなくなってしまう程に壮絶な暴力と差別の現実に圧倒されて、見ている間、息もつけないという感じでした。
http://www.cine.co.jp/slingshots_hiphop/

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『笹の墓標』

北海道での朝鮮人労働者の遺骨発掘と返還をメインテーマにして、日本と韓国の各地で活動してきた東アジア共同ワークショップ。1997年以来続くその歩みを記録した、影山あさ子・藤本幸久監督による長編ドキュメンタリー映画、『笹の墓標』の試写会が、先日大阪市内で行なわれ、その一部を鑑賞した。
http://sasanobohyo.blogspot.jp/

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『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録』

28日の日曜日、リバティ大阪でコマプレス製作の記録映画、『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録2011.3.15〜3.20』の上映とトークの催しがあり、参加してきた。

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『壊された五つのカメラ』

2日日曜日に、大阪十三の劇場で、パレスチナ・ビリン村の抵抗運動の様子を、抵抗者自身が記録したドキュメンタリー作品『壊された五つのカメラ』の先行上映を見た。
上映後は、この映画の二人の監督、ビリン村の住民でもあるイマード・ブルナートさんと、その友人でイスラエル人活動家のガイ・ダビディさんを迎えたトークも聞くことが出来た。
非常に強い印象を受けたので、書いておきたい。

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小川紳介監督と小川プロ作品特集上映から

だいぶ日にちが経ってしまったが、GWの頃に大阪九条のシネヌーヴォで、没後20年をむかえたドキュメンタリー作家小川紳介(と小川プロ)作品の特集上映があり、見に行った。
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/ogawa/ogawa.html

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