転載・ 1.22 野宿者強制排除と襲撃を許さない江東区デモへご参集ください!

江東区の竪川河川敷公園で、行政代執行による強制排除が間近に迫っているとのこと。

http://san-ya.at.webry.info/201201/article_13.html


例によって、厳寒期の追い出し。
国や行政の都合によって、人の命が簡単に奪われる、この国の変わらぬあり方が、そして暴走へと再び向おうとするその姿が、ここにも明確に示されている。
22日、抗議のデモがおこなわれます。


(以下転載)
http://san-ya.at.webry.info/201201/article_6.html

●野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモにご参集ください。
・1月22日(日)11時〜
江東区文泉公園(亀戸駅徒歩5分、江東区亀戸2丁目4-13、http://g.co/maps/z2qy8))集合
・集会後、亀戸一周デモを行います。

 6年以上にわたり、公園改修工事計画について、野宿する人々と区との間で話し合いが行われてきた江東区竪川河川敷公園で、野宿の小屋を強制的に排除する手続きがはじまっています。「追い出しは行わない」と繰り返し言ってきた江東区水辺と緑の課ですが、昨年秋から話し合いの道を放棄し暴力的な追い出し路線へシフト。ガードマンを巡回させ公園から野宿者を叩き出し、また野宿の仲間に対し課長自ら警察を背景にやくざ顔負けの脅しをかけるなど、なりふり構わぬ排除を行っています。
 そして年末の12月22日、「弁明機会付与通知」を野宿する16件の仲間の小屋に配り、強制排除への手続きが開始されました。1月12日には仲間たちの弁明書と多くの方々からの抗議の声を無視し、除却命令が出されました。除却期限は1月18日午後5時までとされています。江東区は行政代執行へ向け、さらに一歩コマを進めたことになります。

 江東区内では、行政の野宿者排除と呼応するように、少年らによる野宿者襲撃が多発しています。12月11日には、大島小松川公園で野宿する男性が深夜、小中学生により暴行を受け、肋骨を折る重傷を負う事件が起きました。11月には野宿する仲間の小屋が少年3人組により放火され全焼しています。このような深刻な事態にもかかわらず、区の水辺と緑の課は区民からの問い合わせに対し「工事により公園の野宿者をゼロにする」ことが区の責務であると回答し、教育委員会は「警察からの連絡がなければ、襲撃を事実と認めることはできない」と言明しています。これでは、区自らが野宿者襲撃を煽っているようなものです。この上、江東区による行政代執行(野宿者の強制排除)が現実のものとなれば、野宿者に対する暴力行使に、行政がお手本を示すことになります。私たちは、2006年に墨田区で香取さんという野宿の仲間を虐殺した高校生のことば:「ホームレスなら殺してもいいと思った」を忘れることはできません。このようなことを絶対に繰り返させてはなりません。

 野宿の仲間たちを厳寒の路上に叩き出し、人々が生きる手段を強制的に奪う行政代執行をさせないために、そして野宿者への襲撃を決して許さないという意思を江東区役所に示すために、1月22日のデモへの多くの皆様の力の結集を呼びかけます。



江東区へ抗議の声を寄せて下さい。
江東区水辺と緑の課】
電話:03-3647-2089
FAX:03-3647-9287
メール:江東区のホームページhttps://www.city.koto.lg.jp/pub/req/mail.php?staff_id=10320から送信)

江東区長】
FAX:03-3647-4133
メール:江東区のホームページhttps://www.city.koto.lg.jp/pub/req/mail.php?fcon_id=22032から送信