参加募集・北海道で遺骨発掘のワークショップ

この記事は、7月25日に書いてます。
これからひと月ほど、これをトップにあげときます。
これまでも何度か書いたことのある、ぼくが数年前から関わってる取り組み・催しの案内です。
8月18日から25日まで北海道北部の浅茅野というところを中心に、遺骨の発掘調査と交流のワークショップをやります。ここには、戦時中ここに作られようとしていた軍の飛行場建設のために朝鮮半島から連行されてきた朝鮮人や、日本人のタコ部屋労働者の遺骨が埋まっているそうです。
その遺骨を、日本人、韓国人、在日朝鮮人アイヌなどの若者たちが中心になって発掘するとともに、お互い同士や地元の人たちとの交流を深めようというものだと思う、たぶん。
詳細は、下のサイトを見てください。そこから参加申し込みもできます。

http://www.asajino.net/




今回のワークショップは基本的には、97年から北海道など各地で年二回ずつ行われてる「東アジア共同ワークショップ」の延長上にあるものです。
これはやはり北海道の朱鞠内というところの笹薮の下に埋まっている朝鮮人や日本人のタコ部屋労働者の遺骨をみんなで掘って遺族に返還しようということからはじまったもので、それ以外のこともいろいろやってるんですが、今回はちょっと規模が大きくなって、そして浅茅野という、はじめての土地でまた遺骨発掘を行うわけです。
ぼく自身は、99年の夏からこのワークショップに参加してて、在日や韓国人も含めて、友だちがたくさん出来ました。
このところよく、在日とか朝鮮関連のエントリーなどを書いてますが、「反日」とか「嫌韓」とかいう前に、ともかく直接会って話をしたりぶつかったりすることからはじめるのが、一番大事だろうと思います。
そういう場として、このワークショップは最適なものだと思います。


開催まで日にちもそんなにないんですが、関心のある人は、だまされたと思って参加してみてください。
ただ、ぼく自身は、ちょっと行くのが難しそうなんだけど。