マイルCS回顧

デュランダルは、気が向かなかったのか、思ったほど末脚を繰り出せず残念な結果に終わった。直線に入ったとき、池添が最初から鞭を入れていたので、「今日は駄目かな」と直感した。敗因はよく分からんだろうが、気落ちせず次は頑張ってほしいものだ。
大本命馬の原因不明の惨敗というのは、決して「よくあること」ではないが、起こっても不思議ではないのが競馬だ。


勝ったハットトリックだけど、いい馬なのでびっくりした。この馬は、京都で何度か見てるはずだが、馬自体の印象は全然なかった。テレビで見ると、漆黒の馬体といい、雰囲気といい、実に見栄えのする馬である。パドックの気配も、デュランダルとともに、際立ってよかったと思う。
二着のダイワメジャーは、強い競馬ではあったが、いつも思うんだけど、この馬は勝負弱いというか甘い印象がある。それが直れば、もう一度G1をとれるだろう。
一番印象が強かったのは、三着に入ったラインクラフトで、これは大健闘だと思う。来年以降のマイル戦線は、この馬が中心になるのではないか。
ダンスインザムードは、本馬場に入ってきたときには、正直北村が気の毒になるほど入れ込んでたが、あのレース内容で4着なら立派なものだろう。完全に競馬を思い出したと見ていいと思う。
アドマイヤマックスも、6着なら悪くはない。


買い目を二点しかあげなかったのは、それ以上押さえとかを買ってもこのレースはとれないだろうと思ったから。
それならむしろ、⑧―⑭の一点でいきたかったのだが、アドマイヤが気になったのでそれも出来なかった。
まったく縁のないレースでした。でも、行ってたら買ってるよなあ・・・。