相変わらずインフルエンザの流行で、学校や施設が休校・閉鎖して、実害を受ける人たち(とくに保育所などの施設)が出ていることが話題になっている。
また、マスクが売り切れになって、マスクが本当に必要な、体力の弱い人や、生活環境のしんどい(かかる危険性が高そうな)人たちが、マスクを手に入れられない、ということも起きている。
ただこれは、とくに個人レベルのこととして言うと、過剰な反応であることが問題というより、同調に流れるような、またそれを強いるような一律の反応になってることが問題なのだと思う。
実際に感染すると大事になる人はいるわけだし、ともかく過敏に反応する人というのは居て、何が過敏かというのは、一律には言えない。
前にも書いたが、「危ないよ」と言われれば全員がそちらに流れ、「危なくないよ」と言われたら、また全員がそちらに流れる。流れない者を異端のように見なしていく。そういうことこそが怖い。
それを怖いと言うことも、異端と見られかねないけど。
