今晩食べたものは、肉厚のワカメにアオヤギ(貝)のボイル、ラフテー(豚肉)、それに鱈のチャンジャ。
アオヤギはよく肥えていて、酢味噌に付けて食べるとたいへん美味しい。
ワカメは、やはりボイルしてあるもののパックを買い、ゴムみたいに分厚くて硬い奴を手で引きちぎりながらポン酢に付けて食べた。
宮城産と書いてあったが、色も鮮やかで美味しく、食べてから時間がたっても身体のなかが緑色に染まってるような気がする。
ラフテーは、スーパーの惣菜売り場で小さなパックに入って売ってる奴を買ったのである。
とにかく豚肉が大変好きで、ユダヤ教では豚を食べてはいけないそうなので、ぼくはユダヤ教徒にはなれないだろう。
チャンジャは、こないだ鶴橋の市場で買った美味しい奴がなくなったので、これも近所のスーパーで売ってる奴を食べてる。
チャンジャに限らず、考えてみると、鱈がたいへん好きである。冬場は毎年、ほぼ毎日、豚肉か鱈か、どっちかの鍋を食べる。
また子供の頃、冬休みに入る時など、アイスランド産の鱈から作ったという肝油のドロップが学校で配られるのがたいへん好きで、一缶を最初の二三日で食べきってしまい、物足りない思いをしたものだった。
カントの好物は、チーズと鱈だったという。
「チーズ鱈」を知ってたら、さぞ喜んだだろう。
