戦世を生きて-関西ウチナーンチュ・最後の証言-(追記あり)

15日の午後2時7分より、関西テレビで以下のドキュメンタリー番組を放映するそうです。
沖縄出身の人たちの体験ですが、同時に「関西」の現代史の一側面でもあろうと思います。


追記:テレビ局の方から申し出があり、関西テレビの番組ホームページの案内文に、リンクを差し替えました。(元は、ヤフーのテレビ欄の文章でした。)


ザ・ドキュメント  戦世を生きて-関西ウチナーンチュ・最後の証言-

http://www.ktv.co.jp/b/document/index.html

(以下ホームページより一部転載)

史上最大規模の地上戦で20万人以上の命が奪われた沖縄戦で次々と起きた集団自決。おりしも、今年三月大阪地裁で、「旧日本軍が命じたから住民たちが集団自決をしたのか」どうか争う判決があり、凄惨な記憶が63年ぶりによみがえった。地獄のような少年時代を鮮明に脳裏に焼き付けながら生き延びた人々も80歳に手が届こうとしている。その中で、いわゆる「本土」に移り住んだ沖縄の人々(ウチナーンチュ)は、戦争時代の記憶や戦後の基地問題についても声高に語ろうとしなかった。関西にも大阪の大正区阪神間の都市などに労働者として日々の糧を稼ぎ生き延びてきた人々がたくさんいる。


カメラは、子供たちにも辛くて語れなかった記憶や、差別から逃れるため地域に溶け込んで暮らしてきた関西のウチナーンチュたちの複雑な思いを浮かび上がらせる。戦争は戦後63年後も続いている。