2007-11-07から1日間の記事一覧

『病いの哲学』から

病いの哲学 (ちくま新書)作者: 小泉義之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/04メディア: 新書購入: 5人 クリック: 43回この商品を含むブログ (51件) を見る 「はじめに」によると、この本に書かれた思索は、出版の前年に亡くなられた著者の母との関わり…

家畜であることの幸福

これは命がけの幻想であるとも言えるが、幻想であることに変わりはない。ソクラテスが自ら死ぬと決めて死ぬとしても、ソクラテスは死刑囚や家畜的人間の一例として殺されて死ぬことに変わりはないからだ。むしろ、アテナイや神々や飼育者を( )に代入できるも…

プッツン党首

二十歳そこそこのアイドル女優が舞台挨拶でプッツンすると、涙の会見をやってもなかなか許してもらえず、60を越えた政治家のプッツンは、そんなに涙を流さなくても水に流してもらえるというのは、やっぱり変だという気がする。 とりあえず、泣く練習はしと…