小さな映画館だが、この三本の取り合わせは、ポイントが高い。
大阪にある千里中央というところの映画館で、『白バラの祈り』と、『ナイロビの蜂』と、『マイ・アーキテクト/ルイス・カーンを探して』を同時期にやるそうだ。
「白バラ」は、ナチス時代の話で、ぼくは見てないが、見た人の話ではなかなかいいらしい。後の二本は、このブログに感想を書いた。
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060529/p1
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060612/p1
どちらもいい映画だが、とくに「マイ・アーキテクト」は、とても地味な題材だけにお勧めしたい。
今年は、ドキュメンタリーの秀作ばかりを見た気がするが、作品そのものの出来では、これが一番上かもしれない。
監督のプライベートなテーマを扱った奇跡のような作品だが、同時にたいへん洗練されたプロの映画でもある。
お近くの方は、ぜひ見てください。
