辺野古続報

きのうお伝えした、辺野古の抗議行動で逮捕者が出たという件ですが、逮捕されたのが平良夏芽牧師だということが分かりました。
平良さんは、辺野古での行動でずっと重要な役割を担ってこられた人で、映画『マリーンズ・ゴー・ホーム』のなかでも思いを語っておられました。
今回の出来事の経緯については、下のサイトが簡潔にまとめられているようです(『p-navi info』さん経由で知りました)。

http://blog.drecom.jp/henokoyori/archive/112


この記事中にリンクしてある「ジュゴンの家」の日誌には、弁護士を通じた平良さんの会見の内容も紹介されています。
それから、今回の抗議行動に至った経緯、それに「抗議先」として教育委員会が含まれていることなど、分かりにくい点があるかと思います。
ぼくも、全貌をよく把握してないんですが、やはり上記の記事中の沖縄の新聞の記事が参考になるかと思います。
その補足として、あるMLに以下のように事情をまとめてある文章がありましたので、一部を抜粋して転載させてもらいます。

辺野古において
先週ぐらいから、シュワブの兵舎移転に伴う文化財調査が、強行されようとしていることに対して、

文化財調査と名乗りながらも
この調査が、
基地建設を前提として、防衛施設局の主導で調査が行われようとしているため
何がどのように調査され、その結果がどのように利用されるかが明らかにされず、調査全体がマスコミをシャットアウトして行われるため
阻止行動が取り組まれています。

文化財調査の本来のあるべき姿、
文化財調査は文化庁予算に基づく名護市独自の予算を持って発掘計画・調査、遺跡保存を行うこと、
発掘現場を研究者やマスコミ関係者及び市民、県民に広く公開すること、
を求めていってます。(本来は兵舎移転も基地建設の一環であり、本当ならアセスなどの手順を踏んだ上で行われなければならないにも関わらず、施設局が基地建設を急ぐあまり、基地建設と切り離す形で進められようとしています)