転載・パレスチナの里親運動に関するメール

最近、パレスチナ問題に関してMLから得た情報の中で、とくに印象的であった文章を以下に転載します。
パレスチナの子どもたちの里親運動(始まりは、広河隆一さんたち)に関する、岡真理さんのメールです。
「ガザ復興」が言われる中で、現状の正確な理解のためにもたいへん役立つ内容の文章であろうかと思います。


なお、里親ということに関して、本件とは関係ないですが、先日読んだ田中優子著『カムイ伝講義』のなかに、江戸時代の村落に関して以下のような記述があったことも併記しておきます。

(前略)しかし『カムイ伝』で深く描かれないこととして、一人の子どもには、じつにたくさんの親がいたことも忘れてはならない。たとえばそれはカリオヤ(仮親)という風習からも見てとることができる。現在は親といえば生みの親以外考えにくいかも知れないが、その他にも子どもの成長過程において、かつては多くの大人が、一人の子と仮の(擬似的な)親子関係を結んでいた。(p250)


この里親運動のような動きが、血縁・遺伝子とか、国籍・戸籍・民族の枠を越えて、社会のなかに広がっていけば良いと、一般的にも思います*1


(以下MLより転載)

*1:オレオレ詐欺」の話題とか聞いてると、つくづくそう思う。

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