2009-11-15から1日間の記事一覧

サルトルとカフカ

サルトルは、人間の対他存在が他人に規定された、「他人にとって存在する」ところのものでしかありえないということの説明のなかで、『審判』や『城』などのカフカの小説の(不透明な、不安な)世界の印象を、その感覚をよく表現しているものとしてあげている…