2005-06-05から1日間の記事一覧

『魂の労働』 人種の犯罪化・変容の政治学

渋谷望著『魂の労働』の5番目の章は、「反転する公共圏」と題されていて、ここでは70年代以後に英米で起きた福祉国家への批判による公共部門の「私化/民営化」の動きが、いわゆる新人種主義の台頭と連関する形で、社会的弱者に対する「公共圏への封じ込め…