民主党代表選

ぼくが見た中では、検察の小沢潰しを批判した民主の議員は喜納昌吉のみ。
「民主主義が侵犯されてるのに文句を言わないのなら民主党の名に値するのか」という発言は、今回に関してはまったく正しいのに、他の議員は「そこにはもう触れないようにしよう」という感じでスルー。
岡田にいたっては、政党の検察批判は国家権力の否定につながるから駄目だなんて言ってた。
それでも鳩山が代表になって良かったと思えないところが悲惨だが。


今回、小沢と検察の間で、手打ちのようなことがあったということだろうか?
それだと、もっと怖い気もするが。
政治的な意図を持って小沢が攻撃されたことは明白だったのだから、この局面では小沢による検察批判の方向が徹底されるべきだったのに、そうはならなかった。
これで反小沢が権力を握り続けても、逆に小沢が権力を掌握しても、政治権力は検察を動員できるという構図が不動のものになったという気がする。