マイノリティ論再考(DGを援用して)

昨日の記事にコメントやトラックバックをいただき、ありがとうございました。
あれから考えたこと。


まず、コメント欄でも少し書いたように、ぼくは日本の現状としては、これまで「国民」としてマジョリティであるとされていた人たちも「マイノリティ化」してきていること、そのことによって多くの日本人が積極的な意味での「マイノリティ性」ということを、政治的・美学的な「理念」や「他人事」としてではなく、自分自身の身体に関わる事柄としてとらえるチャンスを得ているのではないか、と思っています。これは、いまの社会の現状に対する希望的な見方、ということですね。


この点について、コメント欄で紹介していただいたid:santaro_y さんのエントリー
http://d.hatena.ne.jp/santaro_y/20050216

は、ぼくにとってたいへん示唆的でした。

続きを読む