労働と教育

詳述・釜ヶ崎FW

前回書いた、土曜日の釜ヶ崎でのフィールドワークだが、もう少し具体的な情報と感想を書いてみる。 これは、ぼくが聞いて理解したり、考えた内容なので、不正確な点や誤りがあるかもしれないことをお断りしておきます。 事実関係の誤りなどについては、指摘…

「生きる意欲」と「否定的な感情」

先日のエントリーのなかで、 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060110/p1ネオリベの風潮を批判するときに「労働の尊さ」のようなことが強調されるのに違和感をおぼえる、と書いたが、その大きな理由は、「生きる意欲」を誰でもがもっているという前提が、そこ…

働くことと生きること

こちらも以前からお世話になっているid:demianさんの一月七日のエントリーは、多くの情報が整理されて提示されており非常に中身の濃い内容でした。http://d.hatena.ne.jp/demian/20060107/p1 これを一覧すると、いまの日本社会が置かれている深刻な状況と、…

愛国心と「国民であること」

昨日書いた、「たまごの距離」さんの記事への言及だが、「自然な感情」の方に話が集中してしまって、あの記事の出発点である「愛国心」というテーマをスルーするみたいになってしまった。少しこのことについても書いておこう。 愛国心という心情について ま…