2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

もっとも醜悪な暴力は何か

<韓国>米国産牛肉輸入反対デモが過激化…メディア襲撃もhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080628-00000083-mai-kr 韓国の米国産牛肉輸入反対デモが過激化し、機動隊と衝突するだけでなく、デモに批判的な保守系大手紙の本社を襲撃したり、取材カメラマ…

心配のいらない関係

先にアメリカが発表した「テロ支援国家指定解除」の件について、マスコミでは記者や識者・政治家が、「日米同盟の先行きにも悪影響を与えかねない」というコメントをしているのが紹介されているが、もしその通りになるのなら、まことに喜ばしいことだと思う…

『オルタ』リニューアル創刊

先にお伝えした雑誌『オルタ』ですが、今回から月刊から隔月刊となり、リニューアル創刊されることになったそうです。 告知文をいただきましたので、こちらにも転載します。 なお、刊行日は、7月2日に変更になったそうですので、お間違えのないように。(以…

「せいとうせい」について

先日、釜ヶ崎で起きた暴動について、いくつかエントリーを書いたなかで、「正当化」とか「正当性」ということについて考えた。 それは、おおむね、「相手にこういうことをされてるのだから、こういうふうに対抗するのは正当である」というような、いわばエコ…

『言葉を撮る』

言葉を撮る―デリダ/映画/自伝作者: ジャック・デリダ,サファー・ファティ,港道隆出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/03/29メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (17件) を見る 本書と不可分の関わりを持つ映画『デリダ、異境から…

雑誌に書評を書きました

今月30日7月2日に発行予定の雑誌『オルタ』に、ぼくの書いた書評が載ります。 『イラン・パペ、パレスチナを語る』という本について書きました。 http://www.parc-jp.org/alter/index.html

対北朝鮮経済制裁を批判する

先日、日本政府が対北朝鮮経済制裁の一部解除の方針を示したことに、反対の意見が多く出された。 以下では、この経済制裁そのものに反対するとともに、それら「経済制裁」論を批判する。

失笑するほかはないコメント

http://news.tbs.co.jp/20080620/newseye/tbs_newseye3881862.html 「正義実現のため」として、死刑執行を続ける大臣と、それを批判した朝日新聞のコラム。朝日新聞社広報部は、「素粒子は、世の中の様々な出来事を題材に、短い文章で辛口の批評をするコラム…

やっぱり出てきた、こういう記事

きっと書くだろうなと思ってたが、やっぱり産経がこういう記事を載せた。西成騒動、「扇動者」の正体 「朝日新聞読ませろ」と提訴の過去もhttp://sankei.jp.msn.com/topics/affairs/5841/afr5841-t.htm

留保しないことの意味

きのうの記事のブクマコメントのなかに、「正当性」「正当化」という語の用法が曖昧なところが良くないのではないか、という趣旨の意見があった。 たしかに、その通りだと思える。 そこで、この点からはじめて考え直してみる。 大きく二つのことを書くが、こ…

活動家と警察

また生田さんのホームページから。 http://www1.odn.ne.jp/~cex38710/thesedays13.htm

暴動の暴力と自分

きのうのエントリーに寄せられたトラックバックやブクマコメントを読んでいて、ひとつ意外に思ったのは、ぼくが今回の暴動に対して「無条件に支持する」と書いたのは、そこで行使されるであろう暴力が「正当性」を持つと考えてのことだ、と思った人がいたら…

暴動を無条件で支持する

連日続いている釜ヶ崎での抗議・暴動に関して、「どんなことがあっても暴力はいけない」という批判がある。 それに対して、これまで警察や社会全体から、釜ヶ崎の(労働者をはじめ)人たちが受けてきた迫害、差別の持つ暴力性はどうなるのか、という反論があ…

釜ヶ崎の暴動から受けとる(聞きとる)べきもの

さきほど生田武志さんのホームページを見ていたら、以下の記述があった。 http://www1.odn.ne.jp/~cex38710/thesedays13.htm 今日は西成署に花火を打ち込む若者もかなりいたようだ。上で「野宿者に投げていた石をこの2〜3日だけ機動隊に投げていただけかも…

西成の暴動(?)に思うこと

http://booksarch.exblog.jp/7217319/ 上田さんのこの記事を読むと、16日の夜も相変わらず西成署前では派手な状況が続いてるようなので、ぼくは行かない代わりに、思っていることをここにメモしておく。

「非モテ3」論への違和感・メモ

杉田さんの『無能力批評』のなかの「「男性弱者」と内なるモテ幻想」という文章について、一点だけ感想を補足します。http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20080609/p1

西成の状況(情報とアピールを追加しました)

13日に続いて14日も行われ、現在に至っているという大阪西成署前での警察への抗議行動と警察の対応(放水や消化剤の散布など)、衝突(もみあいや投石など)、またここに至ったいきさつが、生田武志さんのホームページに詳しく書かれています。 http://www1.…

秋葉原の事件

一般的なことについてだけ書く。

『ロスジェネ』創刊イベントin新宿紀伊國屋

『葉っぱの「歩行と記憶」』さんに案内が出ていたので、こちらにも転載します。http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/ 非常に面白そうなメンバーによるイベントです。 ぼくも東京にいたら行きたいです(東京でも無理かな?)。 関係ないですが、紀伊國屋の裏に…

「快楽としての戦争」(毎日新聞から)

毎日新聞(大阪)に連載されている福岡賢正という人の「平和をたずねて」というルポは、いつも感心しながら読んでるのだが、今日は「快楽としての戦争」という章の二回目だった。 http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20080604ddp041040019000c.htmlhttp://m…

続・『無能力批評』論(性愛と暴力)

無能力批評―労働と生存のエチカ作者: 杉田俊介出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2008/05/01メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 258回この商品を含むブログ (43件) を見る 同書のうち、「「男性弱者」と内なるモテ幻想」という文章について、感想を書きま…

心配な約束

アイヌ民族:「先住民族」国会決議 有識者懇を正式決定 先住権の保障など検討http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20080607ddr001010002000c.html

「橋下改革」最終案

大阪府:財政再建へ最終案 1100億円、改革維持 治安、福祉は配慮http://mainichi.jp/kansai/hashimoto/archive/news/2008/06/20080606ddn001010003000c.html

東アジア共同ワークショップ開催

このブログで毎回案内を掲載している「東アジア共同ワークショップ」ですが、今夏は7月10日、11日の両日、北海道朱鞠内にて開催されることになりました。朱鞠内は、このワークショップの生誕・発祥の地です。 いいとこですよ。 以下に、MLより案内を転…

杉田俊介著『無能力批評』への批判

無能力批評 労働と生存のエチカ [ 杉田俊介 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 社会 > 労働ショップ: 楽天ブックス価格: 2,376円

二つの事実

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080603/crm0806031443030-n1.htm 金子容疑者は同日午前11時40分ごろ、立てこもっていた乗用車内で所持していた拳銃でこめかみを撃って自殺を図っていた。拳銃は大口径のトカレフとみられ、即死状態だったとみら…

生田武志さん講演のお知らせ(明日)

下記の案内をいただいたので、転載します。 明日3日、東京での講演です。 http://d.hatena.ne.jp/kamata-academia/ (以下転載)

何のために向き合うか

このところ、「加害の自覚」ということをめぐって、いくつか書いたつもりなのだが、今朝(2日)たまたま新聞で以下の記事を読んだ。 消せない:児童ポルノと性犯罪/1 広がるネット流通http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080602ddm041040135000c.html