2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『差異と反復』読書メモ・6

河出文庫の『差異と反復』をまだ読み直しているので、こちらにもいくつかメモ的な文を載せておきます。差異と反復〈上〉 (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/10/01メディア: 文庫購入: 4人 ク…

『差異と反復』読書メモ・7

下に続いて、『差異と反復』を読み直しながらのメモ。 これはちょっと長いです。差異と反復〈下〉 (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/10/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 15回この商品を…

「勝てばいいのか」と批判する人々

府知事選の結果について書くべきかも知れないが、こちらについて書く。

千秋楽・アナーキズム

ぼくは朝青龍に勝って欲しいけど、白鵬としては絶対に負けられない一番だろう。 どんな対決になるのかなあ?

知事選決断

某MLに大阪府知事選に関する情報が流れましたので、以下に転載し、最後にその内容と選挙についての自分の所感を簡単に書きます。

しっかりせよ民主党(も)

今日は大阪も粉雪が舞ったけど、北海道など大雪になってるところもあるようで、お見舞い申しあげます。

『差異と反復』読書メモ・その5 受苦

年末にヴェーユの本を読んでいて、その後ドゥルーズの『差異と反復』を読んでいる。 同じ国の(つまり同じ文化圏の)人だから当然かも知れないが、この二人は思った以上によく似ている。 それは、生の受動性ということに関してである。

非難されるべき暴力

『P-navi info』さんの記事より。 イスラエルによる封鎖が続くなか、ガザ地区を取り囲んで建てられた鉄の壁が「武装グループ」により爆破され、数万規模とも言われる住民がガザからエジプトに(物資の調達などのため)なだれこんだというが、その模様の映像。h…

『差異と反復』読書メモ・その4

まだ読みきれてないのだが、あまりにもかっこよかったので、ちょっとメモ。差異と反復〈下〉 (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/10/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 15回この商品を含む…

遺骨返還関連の話題二つ

東京の目黒区祐天寺に保管されてきた朝鮮半島出身者101人の遺骨が韓国の遺族に返還されるのに先立ち、22日、日本政府が遺族を祐天寺に招いて追悼式典を開催するそうです。http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/01/h0118-4.html ただ、非常に厳しい取材制…

ウトロの番組

20日日曜日の深夜24時15分から、毎日放送(MBS)系のドキュメンタリー番組「映像’08」の枠で、以下の内容が放送されるそうです。 http://www.mbs.jp/eizou/

『民主主義』への番組評から

先日言及した、NHKの『33か国共同制作・民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問 』というシリーズの地上波での最後の回の放送、小学校のクラス委員の様子を描いた中国の作品と、市会議員選挙の候補者の姿を撮った日本の作品の二本について、18日の毎日新…

上巻終わり

大阪でも、17日は一時雪が舞った。

『差異と反復』読書メモ・その3

第三章の「思考のイマージュ」というところまで来ると、ドゥルーズがこの本で目指しているものがかなり明瞭になってくるようなのだが、読む者にとってはその前に、とんでもない量感をもつ第二章「それ自身へ向かう反復」という大絶壁が立ちふさがっている。 …

民主化と差別

きのうのエントリーへのブックマークに、考えさせられるコメントがあったので、少し自分の考えを書いてみる。

東アジア共同ワークショップ冬の開催

このブログでこれまで何度かお伝えしてきた東アジア共同ワークショップ。 この冬も、2月初め、北海道の朱鞠内で開催されます。 ぼくは諸般の事情のため、今回も参加できない見込みですが。 以下に開催のお知らせを転載します。

民主化を阻む力

ETV特集の『僕たちのアイヌ宣言』という番組を見ていてはじめて知ったが、日本政府は、去年国連総会での採択時に賛成した『先住民の権利に関する宣言』について、「アイヌ民族が先住民であるかどうかは結論を下せない」という立場を表明してるのだそうである…

『差異と反復』読書メモ・その2(プラトン)

『差異と反復』の第一章を読んで、ぼくが一番印象深かった(驚かされた)ことは、『ひとり《正義》のみが正しい』というプラトンの正義についての考え方を、ドゥルーズが基本的には支持・継承しているということだった。差異と反復〈上〉 (河出文庫)作者: ジ…

力の否認

たとえば、パレスチナ問題について、また沖縄の基地をめぐる議論において、紛争の当事者たちや、対立する意見を持つ現地の当事者たちのそれぞれについて、「どの人たちにも、それぞれに切実な立場というものがあり・・」といった、一見リベラル的な言及(解…

『サラエボの花』・証明されえぬもの

公式サイト http://www.saraebono-hana.com/

登攀・属性

雪崩に襲われ凍傷で手や足の指を失った登山家の夫妻が北極圏の岸壁に挑むNスペの再放送、終わりの方をちょっとだけ見た。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/080107.html

『その名にちなんで』を見て

この映画の公式サイトはこちら(ぼくのPCでは見れません)。 http://movies.foxjapan.com/sononani-chinande/ 導入部の筋書きはこちらなどで。 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328122

ニュースに出てくる変な日本語

『経済3団体 強気の景気見通し』http://www3.nhk.or.jp/news/2008/01/07/d20080107000138.html

「風刺画事件」の番組について・補

先日の記事のなかで、NHKの『33か国共同制作・民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問 』というシリーズのなかの、デンマークの「風刺画事件」を扱った番組のことを少し書いた。

『差異と反復』読書メモ・その1

大晦日から『差異と反復』(河出文庫)の上巻を読み始めて、やっと序論と第一章を読み終わったので、とくに印象深かったところを何箇所か引用しながら、ここにメモしておく。差異と反復〈上〉 (河出文庫)作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理出版社/メ…

新春のある一日に

午後、同居してる伯父のところに、いとこ(つまり伯父の息子)夫婦が子どもを連れて年始の挨拶に来るとの事で、ぼくは顔をあわせるのが嫌なので、家を出て、天満の天神さんのあたりに行くことにした。

書くことと信じること

旧年中は当ブログをお読みいただいたこと、心から感謝します。 本年もなにとぞよろしくお願いします。 たまたま年末から読み始めた本のはじめの方に、こんなことが書いてあった。