2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族』

ゆうべ、フジテレビの歌番組に中村中という歌手の人が出ていて、岩崎宏美と一緒に『友達の詩』という自作の曲を歌ってるのを聞いた。 すごい歌だと思った。 生きることについて、あれほどの強度に達するのは、ぼくにはとても無理だ。 圧倒された。 フランツ…

転載 反排除運動への弾圧に対する抗議声明

大阪市の公園からの野宿者排除をめぐる動きのなかで、27日、5人の逮捕者が出たそうです。以下、MLより抗議声明を含む文章を転載します。 なお、一部改行しています。 それから、抗議声明の文中で、逮捕された方の名前が出ている部分は、ぼくの判断で伏せ…

平良夏芽さん釈放

すでにご存知の方が多いと思いますが、平良夏芽さん、27日午後に釈放されました。 きのうのコメント欄で「まっちゃん」さんが紹介してくださった記事にあったように、今回の逮捕には、警察側のメッセージが込められているように思います。 新政権の発足と…

辺野古続報

きのうお伝えした、辺野古の抗議行動で逮捕者が出たという件ですが、逮捕されたのが平良夏芽牧師だということが分かりました。 平良さんは、辺野古での行動でずっと重要な役割を担ってこられた人で、映画『マリーンズ・ゴー・ホーム』のなかでも思いを語って…

辺野古で逮捕者・抗議先

辺野古での抗議行動で、以下のような状況で、逮捕者が出たそうです。 メールの内容を転載します。 抗議先も書いてます。 (以下転載)

詳述・釜ヶ崎FW

前回書いた、土曜日の釜ヶ崎でのフィールドワークだが、もう少し具体的な情報と感想を書いてみる。 これは、ぼくが聞いて理解したり、考えた内容なので、不正確な点や誤りがあるかもしれないことをお断りしておきます。 事実関係の誤りなどについては、指摘…

釜ヶ崎フィールドワーク

23日土曜日、先日北海道でのワークショップに参加したメンバーなど数人で、釜ヶ崎をフィールドワーク。この町で研究を続けている方に、歴史や現状を説明してもらいながら、あちらこちらを見てまわった。 この感想を書くのはむずかしい。

歓待とは

歓待のユートピア―歓待神(ゼウス)礼讃作者: ルネシェレール,Ren´e Sch´erer,安川慶治出版社/メーカー: 現代企画室発売日: 1996/10/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見るこのなかに入っているジュネについての文章が読みたくて…

ユダヤ的なもの

小岸昭著『離散するユダヤ人』(岩波新書)という本のことを、先日も少し書いたが、その続き。 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060914/p1 たいへん面白い本である。 著者の「旅」を通して、ユダヤ人の離散の歴史がよくわかるし、「自己自身の内部へ収縮・撤退…

パンドラ

日曜日、ローズステークスのフサイチパンドラ。 期待したんだけど、直線に入ってまったく伸びず、1,2着馬に差をつけられた3着に終わった。

ジャコメッティ展

http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0608/main.htmlこの展覧会は、なかなか面白い見せ方がされていて、広い部屋のなかに、絵やデッサンは順番に四方の壁にかけてあるんだけど、彫刻は空間一杯にひろがって置かれていて、目についたもののところへ行…

人の命と公園について

各地で台風による大きな被害が出ているようで、お見舞い申しあげます。 大阪ですが、先日のエントリーで紹介した長居公園の「大輪まつり」、月曜日も行われることになってます。 手前味噌ですが、ここのブースのひとつで、ぼくが先日行ってきた北海道猿払で…

1967年のポグロム

一四九二年の大退去(エクソダス)の際、地理的な、したがって水平的な流謫(るたく)に活路を見出そうとしたスペイン系ユダヤ人「セファルディ」だけが、追放されたわけではなかった。祖国に生き残るためカトリックに改宗したユダヤ人「マラーノ」もまた、先祖…

長居公園大輪まつり

お知らせをもうひとつ。今年一月、大阪市内のうつぼ公園と大阪城公園で大規模な野宿者のテントの強制排除のあったことは、ここでも繰り返し書きましたが、やはり大阪の長居公園というところでも、来年の世界陸上開催を控えて、同様のことが行われる可能性が…

平澤の情勢

このブログでも動きを伝えてきた韓国平澤の米軍基地拡張問題ですが、13日になって、機動隊2万2千人と作業員450人が投入されて住宅の強制撤去が行われ、多数の連行者、負傷者が出たようです。 それでも、住民たちの必死の抵抗によって20軒ほどの家屋…

デリダの論文「Fors」のこと

最近、この本が刊行されているのを知った。 狼男の言語標本―埋葬語法の精神分析/付・デリダ序文“Fors” (叢書・ウニベルシタス)作者: ニコラアブラハム,マリアトローク,Nicolas Abraham,Maria Torok,港道隆,前田悠希,森茂起,宮川貴美子出版社/メーカー: 法政…

シーイズトウショウ間に合った

日曜日、セントウルステークスのシーイズトウショウ。すばらしい勝ち方だった。 牝馬なのにずいぶん長く頑張ってるけどさすがにそろそろ引退だろうから、一度はこの馬で馬券を取っておきたかった。運良くとれてよかった。引退までに何とか間に合ったというの…

「テレメンタリー2006 消された遺骨〜朝鮮半島出身者の遺骨問題を追って〜」

この番組は、関西(朝日放送)では土曜日の夜に放送されたが、テレビ朝日では11日深夜の放送になるらしい。 http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/ すでにご覧になった方もあるだろうが、おもに戦争中に徴用や強制連行、また仕事を求めて朝鮮半島から日本…

近況など

金曜日は、大阪市内の「シアトリカル應典院」というところで、『大阪環状線』という芝居を見てきた。「タルオルム」というほとんどが在日の人たちによる劇団の公演で、とても水準の高い、いい舞台だと思った。 http://www.office-wink.com/tal-orum/event.ht…